日焼け止めを使いたいけど、白くなりたくはない!ってメンズは多いですよね!そこで、白くならないメンズ向けのおすすめの日焼け止めを厳選しました!
メンズだから選びたい!白くならない日焼け止めおすすめ10選
日焼け止めを塗ると白くなる理由は
- 酸化亜鉛
- 酸化チタン
と呼ばれる、紫外線散乱剤が原因。
紫外線はもちろん、同じ光エネルギーである可視光線まで散乱してしまうので、不自然に白く浮き上がってしまうのです。
良くとればお肌の見栄えのトーンアップと見る事も出来ますが、ナチュラルな仕上がりを望む男性の場合、厄介極まりないデメリットですよね。
ただし、原因ははっきりしているのですから、白くならない日焼け止めの選らび方は簡単。
- 酸化亜鉛
- 酸化チタン
を使っていない日焼け止めを選べばよいのです。
そこで、私の知る545種類の日焼け止めの中から、メンズのための白くならない日焼け止めの条件を満たした日焼け止めにまずは絞ってみました。
ナチュラルな仕上がりを目指す!メンズが選びたい白くならない日焼け止め156種類一覧
とりあえず、酸化亜鉛、酸化チタンなど紫外線散乱剤を使っていない白くならないであろう日焼け止めに厳選して値段と特徴を一覧にして並べてみましょう。
※数値は参考値です。値段や順位は変動します。
※ビス^トリアジンはビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンを、メチレン^フェノールはメチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノールを、テレフタリ^スルホン酸はテレフタリリデンジカンフルスルホン酸を略したものでどれも優秀な紫外線吸収剤です。
酸化亜鉛や酸化チタンといった紫外線散乱剤を利用していない白くならない日焼け止めは、私の知るかぎり565種類中156種類。
かなり選択肢が残りましたね。
ただし、白くならない日焼け止めというだけでは、選択の数は全然足りません。
- 白くならない+安い
- 白くならない+低刺激設計
- 白くならない+絶対焼きたくない
- 白くならない+効き目長持ち
などなど、お好みの選択肢は掛け合わせも含めるとたくさんあるのです。
そこで、白浮きしない日焼け止めの中でも、多種多様な好みをかなえられるよう、おすすめの白くならない日焼け止めをバリエーションを複数種ご用意しました。
メンズにおすすめの白くならない日焼け止めいちおしは2種
まずは、メンズ向けの白くならない日焼け止めの中でも、万人におすすめできる汎用性の高さが光るラロッシュポゼ アンテリオス XL ウェットスキンからご紹介します。
絶対焼きたくない!ラロッシュポゼ アンテリオス XL ウェットスキン
参考価格 ¥4,400 250mL ¥15.6/mL
- 白くなる原因である散乱剤を使っていないのに、最高ランクの紫外線カット機能を持っている
- 紫外線カット成分の種類が、効き目が長持ちする優秀な成分でいっぱい
- 刺激の心配になる成分が少ない
- ¥15.6/mLは、優秀なコスパ
とにかく優秀な内容をこれでもかと詰め込んだ逸品です。
当サイトは、様々なキーワードに合わせておすすめの日焼け止めを紹介しているのですが、ラロッシュポゼ アンテリオス XL ウェットスキンを紹介する機会はおそらく一番多いのではないか?と言えるほど、多くの要望に応えることの出来る汎用性の高さが光る日焼け止めです。
白浮きしないであれば、間違いなくいちおしの一品。
あえて、弱点をあげるとすれば、まず、でかい。
持ち運んでの塗り直しは困難と言わざるを得ません。
そして、強力すぎる紫外線カット成分が肌に合わない心配があること。
白くならない日焼け止め最大の懸念点は、低刺激性の高い紫外線散乱剤が使えないので、稀にですが、実際に肌に合わず使えないという方がいらっしゃるということ。
ラロッシュポゼをおすすめする理由は、優秀な紫外線吸収剤を4種類も利用しているから、時間経過でのカット機能の低下がしづらいと期待できること。
シワやたるみの原因とされるカットが難しい、UVAのカットも優秀である期待がもてること。
ただし、紫外線吸収剤は優秀なものほど、お肌に受け入れられない心配も大きくなる傾向にあるという見方が出来るので、優秀吸収剤を3種も配合されたラロッシュポゼは、可能性こそ低いものの、敏感肌の方に合わない心配がこれ以上なくあるという見方も出来るのです。
そのうえ、紫外線カット機能を示すSPF、PAは国内最高ランクの50+、++++。
優秀吸収剤の濃度まで期待できると言える反面、刺激の心配も高まるのです。
くどいようですが、あくまで、敏感肌の方にのみ、使えない心配があるというだけですので、実際利用できるのであれば何の心配もいりません♪
ですから、白くならない日焼け止めの中で紫外線カットの優秀さはこれ以上なく期待できる!とも言えるのですが、敏感肌の方には別の選択肢が必要ですね。
ここぞのレジャーや夏場だけ使う!というわけでは無く、普段使いにちょうど良いくらいの性能でかまわないという方も同様ですね。
そこで次は、低刺激性に注目して白くならない日焼け止めを厳選した日焼け止め、無印日焼け止めをご紹介させていただきます。
普段使いにピッタリ!無印日焼け止めミスト&アウトドアスプレー
参考価格 ¥790 50mL ¥15.8/mL
参考価格 ¥890 50mL ¥17.8/mL
- どちらも低刺激性に長けたシンプル設計
- 普段使いに十分なSPFとPA
- コンパクトで持ち運びに便利
- どちらもプッシュ式のミストタイプだから瞬時に塗り直しが可能
使っている紫外線吸収剤の種類が若干違うものの、どちらも低刺激性に長けた設計になっているうえ、SPFも程よいので吸収剤の濃度も必要最低限であると想定できる敏感肌向け、普段使い向けの白くならない日焼け止めです。
特に低刺激性にこだわりたい場合は、日焼け止めミストがおすすめ。
アウトドアスプレーには、虫よけ効果の期待できる(無印さんが虫よけ効果を謳っているわけではありません)植物エキスがいくつか配合があり、植物エキスと言えば聞こえは良いですが、紫外線吸収剤同様、敏感肌に合わない心配を高める成分と言えます。
また、植物エキスに選ばれた複数のハーブの香りがしっかりします。
ハーブの香り=虫よけ効果の期待値は高いと言えますが、白くなりたくない方にとっては香りも抑えたいという方も多いかもしれませんね。
虫よけ効果が不要、ハーブの香りはいらないという方は、無色無香の日焼け止めミストが無難です。
いずれも、コンパクトで持ち運びしやすく、低刺激なミストタイプ
そのうえコスパ抜群だから、出先でも遠慮も躊躇も必要なく大胆に瞬時に塗り直しが出来ることが最大の利点と言えますね。
メンズにおすすめの白くならない日焼け止めの選び方
男性におすすめの白くならない日焼け止めはまだありますが、ここから先は若干マニアックなご紹介となるため、白くならないだけじゃない!さらに選べる選択肢がある事をご理解いただけるよう、いったん解説を挟んで改めて他の選択肢をご紹介いたします。
理屈は良い!白くならない日焼け止めの選択肢だけ教えてよ!という方は読み飛ばしちゃってください。
白くならないの大原則。紫外線散乱剤の外し方と選び方
先述のように日焼け止めで白くなる理由の大多数は、紫外線散乱剤が目に見えない紫外線はおろか、可視光線まで散乱してしまうからです。
では、現在使われている紫外線散乱剤にはどんなものがあるか?というと
- 酸化チタン
- 酸化亜鉛
- 酸化セリウム
のたったの3種。
これらの成分の微粒子化がどの程度できているか?も白くならないカギなのですが、基本的に1.2.3の準に顕著な白浮きを示します。
ですから、白くならない日焼け止めならまず、酸化チタンは絶対外しましょう。
桁違いの白浮きを見せます。(個人の見解ですw)
酸化亜鉛は、ほんのり白くなる程度。SPF50+PA++++の高濃度配合ならば話は違いますが、程よいカット機能の酸化亜鉛製日焼け止めなら、ほとんどのメンズにとって気にならない程度に抑えられることが想定できます。
酸化セリウムは新成分で滅多に見かける事はありませんが、白いというより、理論上、ほんのり黄色いはずの成分なので、私たち日本人の肌色に合いやすい成分と言えます。
実際、白浮きしないと評判の高い成分で、わたし個人もそう思います。
ただ、本当に新しい成分ですから、エビデンスも少なく、カット機能の高さ(どんな波長の紫外線を散乱してくれるのか?)や、低刺激性ははっきりしていないと言わざるを得ないとおもいます。高いのも特徴の一つですw
これらの背景から、白くならない日焼け止めが欲しい場合
- 散乱剤を全く使っていない白くなるはずの無い! 吸収剤オンリーの日焼止めを選ぶ
- 白くならないと評判! 酸化セリウムで出来た日焼止めを試す
- 若干の白浮きは仕方ない! 酸化亜鉛だけで出来た低刺激系日焼け止めを選ぶ
- 白くならない+とにかく優秀なカット機能が期待できる! 酸化亜鉛+紫外線吸収剤で出来た日焼止めを選ぶ
の4択から選ぶことをおすすめします。
ここまで紹介してきたのは、1のとにかく白くならない日焼け止めでした。
この後紹介する日焼け止めには、2~4の日焼け止めもあえて含めていきます。
若干とはいえ白くなる心配が増すのに、なぜこんな選択肢までおすすめするのか?
白くなるデメリットにはメリットがあるからです。
そこで、あなたにとってベストな日焼け止め選びについて、深堀解説させて頂きます。
白くならない紫外線吸収剤のメリットデメリット
紫外線吸収剤とは紫外線エネルギーをまともに受けて、赤外線や熱エネルギーへと変換してくれる成分の総称です。
お肌の代わりに、エネルギーダメージを受けてくれるのですから、カットすればするほど変化し、使い物にならなくなっていく特徴があります。その代わり、紫外線の散乱に長けているわけでは無いので、白くなりません。
また、紫外線を吸収しやすいよう、変化しやすい施しがしてあるため、お肌に与える影響がないとは言えず、紫外線吸収剤そのものが肌に合わないといったかたや、変化に伴う赤外線や熱が肌に合わないといった敏感肌の方もいらっしゃいます。
紫外線吸収剤を使っていない方向けにノンケミカル(化学変化しない)日焼け止めが低刺激として流行っているのはこのためです。
また、白くなる紫外線散乱剤に比べ、種類がとっても豊富なのも特徴の一つ。
後述しますが、日焼け止めは紫外線カット成分が何種類配合されているかもカット機能を決める大切な要素。
種類が多ければ多いほど優秀なカット機能が期待できると考えることができるのです。
紫外線吸収剤のメリット
- 白くならない
- 種類が豊富なので、たくさんの種類の吸収剤が配合されていればいるほど幅広い波長の紫外線カットが望める
紫外線吸収剤のデメリット
- カット機能が低下していくため、長時間利用では塗り直し必須
- 1部の敏感肌の方の肌に合わない心配がある
白くなる紫外線散乱剤のメリットデメリット
紫外線エネルギーをまともに受けることなく、反射して照り返します。
エネルギーをまともに受けるわけでは無いので、いくら紫外線をカットしても変化を伴うことが無いため、汗などで物理的に流れ落ちでもしない限り紫外線カット機能が低下することはありません。つまり、落ちさえしなければ塗り直しは必要ないと考えることが出来るわけです。
また、変化しないということは、あくまで紫外線カットの過程においてに留まりますが、肌負担を生む根拠は無いので、吸収剤に比べて低刺激とされています。でも、汗に反応して金属イオンが流出することがあるので金属アレルギーをお持ちの方には低刺激とは言えません。
特に、酸化亜鉛は金属イオンの流出が比較的しやすいので、金属アレルギーをお持ちの方は酸化亜鉛をさける必要があります。
ノンケミカルは低刺激!自然由来は低刺激!ボタニカル最高!などなど、世にいう低刺激ってとってもいい加減なので、自分の肌を客観的に観察し、自分にとっての低刺激を明確にすることが大切です。
必ずしも
吸収剤=高刺激
散乱剤=無刺激
ではないというわけですね。
白くなりたくない、ナチュラルな仕上がりが望み!という方に必ず弊害として迫られるのは、吸収剤に頼るしかないから高刺激だよ?といった声。
ですが、刺激と聞けばいかにも恐ろし気ですが、吸収剤の刺激はあくまで表面上の物だけと考える事が出来、散乱剤だってその点は無刺激ではありません。
人間の肌はわたしたちの脳よりも賢く、害になるものを受ければ正直に反応してくれるものと考え、世の中のいう事よりも、お肌の実際の反応で低刺激性を個別に判断するべきだと思います。
散乱剤の明らかなデメリットとして唯一あがるのは、可視光線まで散乱するので、不自然に白く仕上がる白浮きが起こりやすいです。
紫外線散乱剤のメリット
- カットの過程で紫外線カット機能が低下することはない
- カットの過程が低刺激
紫外線散乱剤のデメリット
- 白浮きする
- 金属アレルギーを引き起こすことが稀にある
- 吸収剤に比べて選べる種類が少ない(3種)
白くならない日焼け止めでも効き目が長持ちする日焼け止め
白くならないということは、吸収剤に頼っている日焼け止めであることがほとんど。
紫外線吸収剤は紫外線カットをすればするほどカット機能が低下していくのがデメリット。
つまり、せっかく日焼け止めを塗っても長時間(2時間以上程度が目安)の外出の場合、塗り直さなければ日焼けや紫外線ダメージを結局受けてしまう心配があるわけですね。
そんな白くならない日焼け止めの弱点を軽減してくれる選び方があります。
- 効き目長持ち優秀吸収剤を使った日焼け止めを選ぶ
- 白浮きが穏やかな酸化亜鉛も使った日焼け止めを選ぶ
- 新紫外線散乱剤酸化セリウムを使った日焼け止めを選ぶ
の3点です。
効き目長持ち♪優秀吸収剤を使った日焼け止めを選ぶ
白くならない代わりに、紫外線をカットすればするほどカット機能が低下していく紫外線吸収剤ですが、その種類はとっても豊富。
そして、その中には研究が進み、カット機能が低下しづらい紫外線吸収剤も存在します。
同じ紫外線吸収剤でも、カット機能に差があるというわけですね。
優秀な吸収剤を抜粋するとこんな感じ。
もはや呪文のような名前ばかりですが、これらの吸収剤が配合されたうえに散乱剤の配合の無い日焼け止めならば、
白くならない+効き目長持ち
が期待できるというわけですね。
その代わり、効き目長持ちする優秀な吸収剤ほど、敏感肌と相性が悪い傾向にあるので、通常の白くならない日焼け止めですら肌負担を感じる場合、むしろ避けるべき成分という見方も出来なくはありません。
白浮きが穏やかな酸化亜鉛も使った日焼け止めを選ぶ
白くなるのが穏やかな酸化亜鉛を受け入れる妥協策も、長時間の紫外線対策として一考の価値があります。
酸化亜鉛だけで構成された日焼け止めでは白浮きをしないレベルとは言い難いですが、酸化亜鉛+紫外線吸収剤ならば
効き目長持ち+白くなりづらい
期待がもてるようになりますよね。
白浮きはしたくない!でも、塗り直しなんてできない!めんどい!でもでも、優秀吸収剤が肌に合わない!
といった場合に、酸化亜鉛+紫外線吸収剤はおすすめです。
新紫外線散乱剤酸化セリウムを使った日焼け止めを選ぶ
白くなりたくない!吸収剤が肌に合わない!酸化亜鉛もイヤダ!
といった方の最後の手段が新成分である紫外線散乱剤
酸化セリウム
です。
まだまだ市場には少ないうえ、酸化セリウムオンリーで高いSPFを示すものは少なく、値段もそれなりに高い。
ですが、理論上高い紫外線カット機能を持っていること、カット機能の持続力に長けていること、白くなりづらいことは確かで、今後大注目の成分であると私は見ています。
FANCLやエトヴォスといった優良企業が熱心に研究、配合してることからもかなり期待してよいと個人的には考えます。
実際使ってみると使用感、ナチュラル感、実力ともに非常に高いクウォリティを感じる事が出来ました。
白くなりたくないメンズ、是非1度お試ししてほしい1選です。
幅広い紫外線波長をカット出来る日焼け止め
紫外線とは光エネルギーの一部を指す言葉です。
光エネルギーには、波長というものがあり、その波長の短い長いで物体に与えるエネルギー量の大きさや、浸透性が違っています。
紫外線は、光エネルギーの中でもエネルギーが高く、浸透性が低い特徴のある波長の短い光エネルギーのことです。
その波長の長さは
- 280-400nm
の範囲のエネルギーを指します。
通常の光エネルギーは、目で色彩を感じれる可視光線ですが、紫外線は、目で感じれる限界の紫色よりも波長が短いため紫の外の色というわけで紫外線というわけですね♪
逆に、目で色彩を感じ取れなくなるほどの波長の長い光エネルギーは赤の外の色というわけで赤外線というわけです。
話がそれましたが、日焼け止め選びにおいて重要なのはここから(^^♪
一口に紫外線と言っても実際には280-400nmの波長幅があり、人体に及ぼす影響が違っているのです。
(280nm以下の紫外線は空気中の酸素やオゾン層でカットされているそうです)
このため紫外線はさらに3つに分けられます。
UVC:280nm以下の紫外線、非常に強力だけど地球にいれば大丈夫。オゾン層と大気中の酸素で吸収されつくすとされます。
UVB:280-315nmの紫外線、強力だけど、浸透性は低い。ですから、ほとんどのUVBは、お肌表面の角質層が身代わりになってダメージを受けとって、垢になって離れていってくれると想定できます。ただし、過剰にUVBを浴びると肌が危機感を感じ、より紫外線カットに長けた黒色の細胞を角質層へ送り出す『日焼け』を起こします。
UVA:315-400nmの紫外線、エネルギーこそ低いものの、角質層さえ突破して気づかぬ内に、取り換えの利きづらいDNAや大切な器官へ少しづつ蓄積ダメージを積み重ねます。シワやタルミ、皮膚がんの大きな原因とされています。
前置きが長くなりましたが本当に大事なのはここからw
紫外線カット成分は、白くなる紫外線散乱剤であれ、白くならない紫外線吸収剤であれ、1成分で280-400nmの紫外線全部を受け入れることが難しいとされています。
成分毎に、カットが得意な波長幅が違っているからです。
ですから、ほとんどの日焼け止めは、
酸化チタン(UVBカットが得意)+酸化亜鉛(UVAカットが得意)
だったり
紫外線吸収剤5種配合(得意な波長を分散している)
だったり
酸化亜鉛+紫外線吸収剤複数種(白浮きを抑えつつ、酸化亜鉛の苦手なUVBカットも考慮している)
だったりするのです。
非常に複雑なので、各日焼け止めの紫外線カットのバランスの期待値を、全成分表示の記載成分で、個人で計っての厳選は超めんどいw
難しいですが、一応表にすると、各紫外線カット成分の得意なカット波長幅はこんな感じ
防止剤名 | 得意なUV | 最大吸収波長 | 特殊な効果 |
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン | 吸収剤(UVA) | 357 | ー |
エチルヘキシルトリアゾン | 吸収剤(UVB) | 314 | ー |
オキシベンゾン-3 | 吸収剤(UVA+UVB) | 286、325 | ー |
オキシベンゾン-4 | 吸収剤(UVB) | 285、320 | ー |
オクトクリレン | 吸収剤(UVB) | 303 | 自身を含め他の吸収材のカット機能低下を抑制 |
サリチル酸エチルヘキシル | 吸収剤(UVB) | 307 | ー |
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル | 吸収剤(UVA) | 354 | ー |
テレフタリリデンジカンフルスルホン酸 | 吸収剤(UVA) | 345 | 光安定性に優れカット機能が低下しづらい |
トリスエチルヘキシルオキシカルボニルアニリノトリアジン | 吸収剤(UVB) | 不明 | ー |
ドロメトリゾールトリシロキサン | 吸収剤(UVA+UVB) | 304、342 | 光安定性に優れカット機能が低下しづらい |
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン | 吸収剤(UVA+UVB) | 310、340 | 自身を含め他の吸収材のカット機能低下を抑制 |
フェニルベンズイミダゾールスルホン酸 | 吸収剤(UVB) | 309 | ー |
フェルラ酸 | 吸収剤(UVB) | 322 | チロシナーゼ阻害による美白も期待できる |
ホモサレート | 吸収剤(UVB) | 306 | ー |
ポリシリコーン-14 | 吸収剤(UVA+UVB) | 不明 | 低刺激性に優れる |
ポリシリコーン-15 | 吸収剤(UVB) | 312 | 低刺激性に優れる |
メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール | 吸収剤(UVA+UVB) | 305、359 | 光安定性に優れカット機能が低下しづらい |
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル | 吸収剤(UVB) | 308 | ー |
ジメチルPABAオクチル | 吸収剤(UVB) | 不明 | ー |
酸化チタン | 散乱剤(UVB) | 280-320 | カット機能が低下しない |
酸化亜鉛 | 散乱剤(UVA) | 340-380 | カット機能が低下しない 幅広い波長の紫外線をカット 皮脂吸着硬化の効果がある |
酸化セリウム | 散乱剤(UVA+UVB?) | 不明 | うわさの新成分♪ |
非常に複雑ですが、どんな成分で構成されているかも非常に重要というわけですね。
白くならない日焼け止めならばどれでも安心のカット機能を備えているというわけでは無いということです。
メンズにおすすめの白くなりづらい日焼止め厳選10種
メンズにおすすめの白くならない日焼け止めの選び方についてはここまで♪
これらの根拠を踏まえた上で私たちにどんな選択肢があるのか?
厳選しました!
まずは一覧表から(^^♪
メンズにおすすめの白くなりづらい日焼止め一覧比較表
商品名 | ラロッシュポゼ アンテリオス XL フリュイド | 日焼け止めミスト | アウトドアスプレー | アクアナチュラ UVプロテクター | ウルンラップ 日焼け止め クリーム | ローズ メイプルーム トーンアップ UVスティック FLOWER | ノブ UVミルクEX | オハナ・マハロ フレグランスUVスプレー ピカケアウリィ | オハナ・マハロ フレグランスUVスプレー ハリーア ノヘア | ニュートロジーナ FACE & BODY用スティックタイプ | リシャン UVスプレー フルーティーフローラル | リシャン UVスプレー アロマの香り | 紫外線予報 さっぱりUVシート |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
イメージ | |||||||||||||
アマゾン順位 | 16位(顔用日焼け止め) | 90位(顔用日焼け止め) | ー | 234位 | 94位 | 1408位 | 129位 | ー | ー | 184位 | 366位 | 374位 | 916位 |
参考価格 | 3888 | 790 | 890 | 3545 | 1499 | 1881 | 2700 | 1936 | 1936 | 1400 | 1320 | 1320 | 1320 |
内容量 | 50mL | 50mL | 50mL | 100g | 25g | 20g | 35g | 85g | 85g | 42g | 250g | 250g | 30枚 |
コスパ | ¥15.6/mL | ¥15.8/mL | ¥17.8/mL | ¥35.4/g | ¥59.9/g | ¥94/g | ¥77.1/g | ¥22.7/g | ¥22.7/g | ¥33.3/g | ¥5.2/g | ¥5.2/g | ¥44/枚 |
容器 | ボトル | ミスト | ミスト | ミスト | チューブ | スティック | チューブ | ミスト | ミスト | スティック | スプレー | スプレー | シート |
カラー | ー | ー | ー | ー | ー | ライトピンク | 無着色 | ー | ー | ー | ー | 無着色 | ー |
色見本 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ||
落ちにくさ | ー | ー | ○ | ー | ー | ー | ー | ○ | ○ | ー | ○ | ○ | ー |
SPF | SPF50+ | SPF30 | SPF33 | SPF30 | SPF28 | SPF50+ | SPF32 | SPF50+ | SPF50+ | SPF70 | SPF50+ | SPF50+ | SPF30 |
PA | PA++++ | PA+++ | PA+++ | PA+++ | PA+++ | PA++++ | PA+++ | PA++++ | PA++++ | Broad spectrum(UVAもブロックできる) | PA++++ | PA++++ | PA++ |
紫外線カットのバランス | ○ | ○ | ○ | ー | ー | ー | ー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
紫外線防止剤の総数 | 6 | 4 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 | 4 | 5 | 4 | 4 | 3 |
香り | 無香料 | ー | ー | 無香料 | レモングラスとラベンダー | ローズの香り | 無香料 | フローラル | フルーツ | あり | フルーティーフローラル | アロマミックス | オレンジ精油 |
吸収剤(UVA+UVB) | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
吸収剤(UVA) | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 |
吸収剤(UVB) | 2 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 |
酸化セリウム | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
酸化亜鉛 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
優秀吸収剤 | 4種 | 1種 | 1種 | ー | ー | ー | ー | 2種 | 2種 | 1種 | 2種 | 2種 | 1種 |
撥水性分 | ー | ー | あり | ー | ー | ー | ー | あり | あり | ー | あり | あり | ー |
特別な特徴 | 光安定性の高いメギゾプレックス、UVA防御を採用 | メイクの上からも | ー | ブルーライトもブロック | ブルーライトもカット | 韓国製。化粧下地にも。トーンアップタイプ。 | 化粧下地にも | ー | ー | アボベンゾン3%,ホモサレート15%,オクチサラート5%,オクトクリレン10%,オキシベンゾン3% | 逆さスプレーOK | 逆さスプレーOK | ー |
低刺激性 | ◎ | ◎++ | ◎++ | △ | △ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎++ | ◎+ | ◎+ | △ |
抗炎症成分 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | あり | あり | あり | ー | ー | ー | ー |
AMAZON | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※数値は参考値です。値段や順位は変動します。
※ビス^トリアジンはビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンを、メチレン^フェノールはメチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノールを、テレフタリ^スルホン酸はテレフタリリデンジカンフルスルホン酸を略したものでどれも優秀な紫外線吸収剤です。
スティックやスプレー、シートなどの仕様の違い、酸化亜鉛や酸化セリウムの是非、高いSPFと日常使いに十分なSPF等選択の幅を踏まえて厳選しました。
各種メンズにおすすめの白くなりづらい日焼止め解説
それぞれの特徴を解説させていただきます♪
ラロッシュポゼ アンテリオス XL フリュイド
参考価格 ¥3888 50mL ¥77.7/mL
- 吸収剤だけで作られた、白くならない日焼け止め
- 吸収剤は全6種!非常に幅広い波長の紫外線カットが期待できる
- 優秀吸収剤4種配合だから、効き目長持ちが期待できる
- 刺激になりやすいエタノール等敏感肌に避けられがちな成分が見当たらない
- これだけの内容で¥15.6/ml
無印良品の優秀な日焼け止めシリーズ
日焼け止めミスト
参考価格 ¥790 50mL ¥15.8/mL
アウトドアスプレー
参考価格 ¥890 50mL ¥17.8/mL
- 吸収剤だけで作られた、白くならない日焼け止め
- 徹底したシンプル設計による低刺激性
- 普段使いにピッタリの程よいSPFとPA
- コンパクトで低刺激でコスパが良い=遠慮も躊躇もせず、大胆にガンガン使え、塗り直しにも最適
- 徹底したシンプル設計で、超低刺激+無臭が期待できる日焼け止めミスト、虫よけ機能が期待できる香り付きのアウトドアスプレーで選べる
アクアナチュラ UVプロテクター
参考価格 ¥3545 100g ¥35.4/g
- 話題の新成分酸化セリウムだけで出来た最新日焼け止め
- 酸化セリウムだけだから白くならない
- 高価な酸化セリウムだけでSPF30の普段使いに十分なカット機能を持っているのに激安(酸化セリウムだけの日焼け止め相場はおよそ¥70/mlが目安)
- 敏感肌に避けられがちな成分が見当たらない低刺激設計
- 便利なスプレータイプ
ウルンラップ 日焼け止め クリーム
参考価格 ¥1499 25g ¥59.9/g
- 話題の新成分酸化セリウムだけで出来た最新日焼け止め
- 酸化セリウムだけだから白くならない
- 酸化セリウムが良いけれど、アクアナチュラ UVプロテクターのようなスプレータイプはちょっと、、、という方のための代替品として一選。どっちも超おすすめです♪
ローズ メイプルーム トーンアップ UVスティック FLOWER
参考価格 ¥1881 20g ¥94/g
- 白浮きが穏やかな酸化亜鉛だけでできた日焼止め。なので穏やかとは言え白浮きはします。
- 酸化亜鉛だけでSPF50+/PA++++の国内最高ランクの紫外線カット機能を示す激レア日焼け止め
- 紫外線吸収剤は肌に合わないけど、白い仕上がりも嫌だっ!というかたの妥協案でいちおし
- そんな方の中でも絶対焼きたくないという方のための一選
ノブ UVミルクEX
参考価格 ¥2700 35g ¥77.1/g
- 白浮きが穏やかな酸化亜鉛だけでできた日焼止め。なので穏やかとは言え白浮きはします。
- 酸化亜鉛だけでSPF32/PA+++の程よい紫外線カット機能を示す激レア日焼け止め
- 敏感肌に避けられがちな成分が見当たらない低刺激設計
- 紫外線吸収剤は肌に合わないけど、白い仕上がりも嫌だっ!というかたの妥協案でいちおし
- そんな方の中でも、普段使いだから程よいカット機能で、より白浮きしづらい日焼け止めを選びたいっ!という方のための一選
オハナ・マハロ フレグランスUVスプレー シリーズ
オハナ・マハロ フレグランスUVスプレー ピカケアウリィ
参考価格 ¥1936 85g ¥22.7/g
オハナ・マハロ フレグランスUVスプレー ハリーア ノヘア
参考価格 ¥1936 85g ¥22.7/g
- 紫外線吸収剤3種+酸化亜鉛だから非常に白浮きは穏やか
- 効き目長持ち優秀吸収剤2種+カット機能が低下しない酸化亜鉛だから、カット機能の持続が期待でき長期戦に対応しやすい
- 敏感肌に避けられがちな成分が見当たらない低刺激設計
- 便利なスプレータイプ
- 香りは選べる2種でどちらもカット機能等は同等
ニュートロジーナ FACE & BODY用スティックタイプ
参考価格 ¥1400 42g ¥33.3/g
- 固形スティックタイプで白くならない日焼け止めでいちおし
- 紫外線吸収剤だけで出来た白くならない日焼け止め
- 効き目長持ち優秀吸収剤1種配合だから効き目長持ちが期待できるし、塗り直しだって簡単
- 固形スティックタイプだから液漏れせず、コンパクト(^^♪持ち運びに絶対いちおし
- 刺激の要素になりうる余計な成分は見当たらない超低刺激設計
リシャンuvスプレーシリーズ
リシャン UVスプレー フルーティーフローラル
参考価格 ¥1320 250g ¥5.2/g
リシャン UVスプレー アロマの香り
参考価格 ¥1320 250g ¥5.2/g
- 瞬時に紫外線対策が打てる超便利なスプレータイプ
- 紫外線吸収剤だけでできた白くならない日焼け止め
- 効き目長持ち優秀吸収剤2種配合だから、効き目長持ちも期待できる
- 超プチプラ♪圧巻のコスパだから遠慮なくガンガン使える
- 刺激の要素になりうる余計な成分は見当たらない超低刺激設計だから、躊躇なくガンガン使える
- 香りは選べる2種でどちらもカット機能等は同等
紫外線予報 さっぱりUVシート
参考価格 ¥1320 30枚 ¥44/枚
- 世にも珍しい超激レア日焼け止めシート!
- シートタイプでSPF30もの紫外線カット機能を示すのはわたしの知る限り紫外線予報だけ!(普通10以下です)
- シートタイプだから、外出先でもシレっと紫外線対策が出来る
男性におすすめの白くならない日焼け止め 終わりに
同じ白くならない(なりづらい)日焼け止めでも、機能性や低刺激性、使い勝手や必要塗り直し頻度は、全く違います。
ですから、自分に合った白くならない日焼け止めを厳選し、その日焼け止めの特徴にあった使い方をしていく、マイベストな選択をおすすめします。
当サイトでは、絶対これ!といった選択ではなく、あなたに合った選択肢♪をコンセプトに、あなたの代わりに購入前の事前調査をするつもりで、情報収集、経験談をまとめていくサイトです。
現状、スキンケアの要と考える、日焼止めを中心に情報展開していますが、今後は、ヒト型セラミド美容液や、洗顔、シャンプ―、クレンジング等コスメ選びを深堀していきます。
参考になったら最高です♪
それでは長文にお付き合いいただきありがとうございました!