この時期必須な日焼け止め。最近、特に注目を集めているのが紫外線吸収剤不使用の低刺激な日焼け止めです。
何故?注目されているのか?
おすすめ3選を踏まえて解説していきます。
紫外線散乱剤不使用の低刺激系日焼け止めならこれ!厳選おすすめ3選!
まずは、おすすめの紫外線吸収剤不使用の日焼け止めをご紹介いたします!
何故これらの紫外線吸収剤不使用の日焼け止めが優秀なのかというと
- 低刺激!
- 紫外線防止機能の低下などの紫外線散乱剤のデメリットを防ぐオイルコーティングなどがなされている!
- 特に低刺激な酸化チタンが主成分!
- 三者三様のプラスαな機能性も期待できる!
などです。
それぞれ解説するために、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを選ぶ理由と選び方について解説致します。
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めが選ばれる理由と選び方!
最近良くみる紫外線吸収剤不使用のパッケージの見出し。そもそも何故?紫外線吸収剤は避けられるようになったのか?
まずは、その理由から解説します。
紫外線吸収剤の日焼け止めの刺激とは?
紫外線吸収剤の刺激とは、ズバリ
『熱』
です。
紫外線吸収剤は、人体に害を産む紫外線エネルギーを吸収し、熱エネルギーへと変換することで、刺激を防止します。
そのとき生まれる『熱』が化粧成分などのその他の成分と、様々な化学反応を起こし、これが刺激となる心配があるのです。
つまり、紫外線吸収剤そのものにはお肌の刺激を生むような刺激の根拠は無く、あくまでその経過を経た結果でさまざまな刺激を生む心配があるわけですね。
ようするに、何が刺激の決定打になるかははっきりせず、あくまで最初の引き金が熱であるというわけですね!
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを選ぶには、散乱剤が代用された日焼け止めを選ぶ!
では、紫外線吸収剤不使用の上に日焼けさせない機能を持ち合わせた日焼け止めって何なのか?というと、
「紫外線散乱剤」を利用して、紫外線を防ぐ日焼け止めです。
紫外線散乱剤は、文字通りお肌にやってきた紫外線を反射させ、お肌に到達させないことで刺激を防ぎます。
また、紫外線吸収剤と同じくお肌に直接の刺激を心配は無いとされていて、その上紫外線吸収剤のような刺激を生むかもしれない『熱』の発生もありません。
となると、紫外線散乱剤を選びたいですよね?
ではどうすれば、紫外線散乱剤の日焼け止めを選べるかというと
「全成分表示」に注目する事が必要です。
全成分表示は配合された全成分を配合量順に記載されたもので、主にパッケージに表示されています。
そこに、紫外線吸収剤の記載が無く、紫外線反射剤のみの記載があれば
紫外線吸収剤不使用の低刺激な日焼け止めが選べる!というわけですね?
ではあとは、現在どのような紫外線吸収剤、紫外線散乱剤が利用されているか?
ですよね?
現在利用されている主な紫外線吸収剤は
- メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
- アボベンゾン
- オキシベンゾン
- ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
対して、主な紫外線散乱剤は
- 酸化チタン
- 酸化亜鉛
です。
紫外線吸収剤不使用にデメリットは?更なる低刺激日焼け止めの選び方!
紫外線散乱剤は紫外線吸収剤に比べ、
粉っぽい
白浮きすることがある
紫外線防止効果が比較的低い
といった傾向がみられます。
特に注目したいのが、「酸化亜鉛のイオンの溶出」です。
これにより、金属アレルギーなどの刺激となる心配があるため、
紫外線散乱剤でもさらに低刺激を求めるのであれば
「酸化チタン」
ベースの日焼け止めを選ぶことをおすすめします。
刺激を避けて紫外線吸収剤不使用の日焼け止めをせっかく選んだのに全く別の刺激を生み出しては本末転倒ですからねw
厳選!紫外線吸収剤不使用の日焼け止めおすすめ3選
では、これらを踏まえ、紫外線吸収剤不使用、酸化チタン配合の日焼け止めの中でもとくにおすすめしたい優秀なものを、特徴とともに紹介いたします!
「酸化チタン」のみ!お肌にやさしい日焼け止めはオルビス
「酸化チタン」のみ!保湿とニキビ対策もできるキュレル
とにかく安い!強力UVカットの日焼け止めはニベア
紫外線吸収剤不使用の低刺激日焼け止めを選んで厳しい夏を乗り切ろう!
何かと警戒されがちな日焼け止めですが、紫外線の刺激を浴びることのほうが遥かに警戒すべきことです。
紫外線がお肌を焼き、ダメージ刺激となるばかりか、シミシワタルミの原因となる事がはっきりしているからです。
それにくらべれば日焼け止めの刺激というのは知れていますよね?
この記事を参考に、しっかり選べば尚のことです。
また、日焼け止めの効果の期待値は、化粧水などのお肌の状態の底上げを期待できるコスメなんかより遥かに高い!と個人的には考えています。
お肌や人体の健康は、
『守る』
『刺激を生むようなことはしない』
が基本であり、もっとも期待値が高いはずだからです。
人体は細胞を生み続けて生きていく。
つまり、自ら古くなったもの切り離し、新しいものを生み出し続けているわけですね?
私たちはこのことを理解し、その手伝いをしていけばよいわけです。
紫外線と日焼け止めは、その手伝いの入り口として最適ではないでしょうか?
それぞれにあった紫外線吸収剤不使用日焼け止めを選んで厳しい夏を乗り切りましょう。