プチプラBBクリームは安いもので600円台からありますが、40代の肌悩みを解決するのにあまり安すぎるものは大丈夫かな?と思ってしまいますよね。でもチェックすべきは値段ではなくその機能。保湿力、カバー力、紫外線対策など欲しい機能を備えたBBクリームがどれなのかしっかり見極めればコスパ良くプチプラでBBクリームを手に入れることができるんです!優秀成分の見分け方と40代におすすめのプチプラBBクリームをご紹介します。
40代におすすめのプチプラBBクリームはコレ!
サッと塗るだけでメイクと日焼け止め完了!にできる便利なBBクリーム。優秀BBクリームをプチプラで手に入れるためにチェックすべきポイントは、「紫外線カット機能」「保湿成分」「肌へのやさしさ」。
自分の中でどこを重視したいかをハッキリさせておくと、迷わず選ぶことができますよ。
人気プチプラBBクリーム
汗・皮脂に強いウォータープルーフでSPF50 PA++++。
海・山などのイベントや今日は1日崩れさせたくないという場面で活躍するプチプラBBクリーム。
ヒアルロン酸、コラーゲン、3種類のヒト型セラミドなどの保湿成分、肌荒れを抑えるグリチルリチン酸2K、グリチルレチン酸ステアリルなど、美容液成分も充実しています。
コスパ良しプチプラBBクリーム
肌にやさしいプチプラBBクリーム
優秀プチプラBBクリームの見分け方
意識するのは「紫外線カット機能」「保湿成分」「肌へのやさしさ」とお伝えしましたが、具体的にどんなことをチェックすれば良いのでしょうか?順番に見ていきましょう。
- 紫外線をどれくらいカットできるか
- どんな保湿成分を選べばお肌の潤いが保てるか
- どんな設計になっていると肌負担が少ないか
どんなBBクリームが自分にとって優秀と言えるのか、決め手となるポイントは、「これだけは外せない!」というこだわりをどこに置くか、によって変わってきますので、ここでしっかり押さえておきましょう。
最適なSPF、PAとは?
BBクリームは日焼け止め効果を兼ねているものが多いので,ほとんどのアイテムに紫外線カット率がどのくらいなのかの表示がついています。
SPFは2〜50+
PAは+〜++++
までの段階があり、
SPFは、紫外線B波(UVB)によるいわゆる「日焼け(赤くなったりヒリヒリしたりする)」を防ぐ機能を示す数値で、数字が大きいほど効果が高くなります。50+は50以上の数値が出ることを意味します。
PAは紫外線A波(UVA)による影響を防ぐ機能です。UVAは肌の奥まで届いて肌の老化を進め、シミ、シワ、たるみの原因となります。
紫外線A波もB波もしっかりブロックできるのにこしたことはないですから、数値が大きければ大きいほどいい、と思いがちですが、紫外線カットに最適な数値は、SPF20〜30あれば十分と言われています。
数値が小さいアイテムは紫外線カット機能が劣っている訳ではなく、普段使いであればそれで十分なのです。海・山に出かける予定のある時にSPF50+のものを選ぶなど、状況に応じて選べばOKです。
そして、SPFはあくまで塗った直後の目安の数値であり、一度塗ったらずっとその効果が続く訳ではありません。紫外線が気になる場合は2時間くらいを目安に塗り直すのがいいでしょう。
肌に潤いをもたらす優秀保湿成分とは?
40代になると気になってくる、シミ、シワ、たるみなどの肌悩みには「保湿」が重要といわれています。
40代でBBクリームを使うなら、優秀な保湿成分がたっぷり配合されたBBクリームを選びたいですよね。
優秀な保湿成分として有名なのは
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- セラミド
コラーゲンやヒアルロン酸は水分をつかんで離さない性質があるので、つけた瞬間からしっとりもちもち感を感じたい時に、配合されているとうれしい成分です。
セラミドは、一見サラッとしていますが、肌本来の保湿力を底上げしてくれる優秀成分です。
セラミドにもいろいろな種類がありますが、「ヒト型セラミド」が肌にあるセラミドに近く、効果が高いと言われています。
最近では、プチプラでもこうした優秀保湿成分の入ったBBクリームがたくさん登場しています。
欲しい保湿成分が配合されているかをしっかりチェックして、1日うるおうお気に入りプチプラBBクリームをゲットしましょう。
肌負担の少ない設計とは?
少しでも「肌にやさしい」BBクリームを選ぶには、そもそもお肌にやさしい設計になっているBBクリームを見つけたいですよね。それには、どこをチェックすればいいでしょうか?
- 紫外線防止剤の種類
- ベース剤の種類
- 配合成分の多さ
配合されている成分そのものの性質によって、肌へのやさしさや刺激性などが変わってくるので、そこをチェックしておくと、お肌にやさしい設計かどうかをあらかじめ判断することができます。
紫外線防止成分には種類がある
紫外線を防止する成分には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」という2つのタイプの成分があります。
「紫外線吸収剤は」紫外線が肌に当る際に、紫外線を熱エネルギーなど、他のものに変えることで紫外線の刺激を肌に与えないようにするもの。「紫外線散乱剤は」お肌の表面で紫外線を反射し、紫外線が肌の奥にまで影響しないようにするものです。
どちらも、お肌には大きな刺激とはならないように設計されており、安心して使える成分なのですが、「紫外線吸収剤」は敏感肌など稀に刺激に感じる人もいます。
より「お肌にやさしい」BBクリームを探すには、「紫外線散乱剤」のみを使用したBBクリームがオススメです。
また、「紫外線散乱剤」自体も、「酸化亜鉛」「酸化チタン」という成分の違いがあり、酸化亜鉛は金属アレルギーの原因になる場合があるといわれています。
「お肌へのやさしさ」を追求するなら、「酸化チタン」のみを使用しているBBクリームを選べば万全です。
ベース成分にも種類がある
化粧品の成分表示によく「アルコールフリー」なんていう表現を見つけることがありますが、BBクリームのベース剤にもエタノールを使っているものがあります。
エタノールは、汗や皮脂が出やすい夏や、脂性肌の人にとっては、サラッとした使い心地になり使いやすい成分ですが、このエタノールも人によって刺激になる場合があります。気になる人はエタノールを避ける必要があります。
その他、ベース剤としてよく使われる成分の刺激の強さを下に挙げておきます。
高い
エタノール
1,2-ヘキサンジオール
低い
DPG
かなり低い
PG
ソルビトール
BG
ほぼ無刺激
グリセリン
無刺激
水(精製水)
敏感肌の方は刺激が高めの成分を避けて意識して選ぶようにしましょう。
配合成分も多ければ多いほど良いわけではない
その他にも、本来は保湿やお肌にいい成分として配合されている植物エキスや他のお肌を健康に保つ目的で入れられている成分であったとしても、その時のお肌の状態や人によっては刺激になってしまうことがありますので、配合成分は極力シンプルなものがいいのです。
あれもこれも、たくさん美容成分が入っていた方がリッチな構成に見えますが、裏を返せばその成分がお肌の刺激になる原因を増やしてしまうことになりかねません。
保湿したいのか、カバー力がほしいのか、目的を絞ってほしい成分だけがシンプルに配合されているBBクリームを選ぶようにすると、おのずと「お肌にやさしい」BBクリームを手に入れることに近づけますよ。