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ケミカル日焼け止めとは?

紫外線カット成分に紫外線吸収剤を利用した日焼け止めの総称です。

ケミカル日焼け止めとは?ケミカルタイプの日焼け止めの選び方

ケミカルタイプの日焼け止めは、白浮きしないという最大のメリットを抱える分、カット機能が低下するので塗り直しが必要です。
そのうえ、ノンケミカルタイプの日焼け止めに比べて、肌に合わず使えないというユーザーがいらっしゃることが特徴です。

ケミカルタイプに使われる紫外線吸収剤の種類

ケミカルタイプとは、紫外線吸収剤を利用した日焼け止め。では、紫外線吸収剤にはどんなものがあるのかというと

防止剤名得意なUV最大吸収波長特殊な効果
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン吸収剤(UVA)357
エチルヘキシルトリアゾン吸収剤(UVB)314
オキシベンゾン-3吸収剤(UVA+UVB)286、325
オキシベンゾン-4吸収剤(UVB)285、320
オクトクリレン吸収剤(UVB)303自身を含め他の吸収材のカット機能低下を抑制
サリチル酸エチルヘキシル吸収剤(UVB)307
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル吸収剤(UVA)354
テレフタリリデンジカンフルスルホン酸吸収剤(UVA)345光安定性に優れカット機能が低下しづらい
トリスエチルヘキシルオキシカルボニルアニリノトリアジン吸収剤(UVB)不明
ドロメトリゾールトリシロキサン吸収剤(UVA+UVB)304、342
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン吸収剤(UVA+UVB)310、340自身を含め他の吸収材のカット機能低下を抑制
フェニルベンズイミダゾールスルホン酸吸収剤(UVB)309
フェルラ酸吸収剤(UVB)322チロシナーゼ阻害による美白も期待できる
ホモサレート吸収剤(UVB)306
ポリシリコーン-14吸収剤(UVA+UVB)不明低刺激性に優れる
ポリシリコーン-15吸収剤(UVB)312低刺激性に優れる
メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール吸収剤(UVA+UVB)305、359光安定性に優れカット機能が低下しづらい
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル吸収剤(UVB)308
吸収剤の種類と特徴

と、私の知る限りでもこんなにあります。
海外での呼ばれ方や、メーカーや売り込み方で名前が違ったりするので、どんな吸収剤で構成されたケミカル日焼け止めなのかを見抜いて、その日焼け止めの特徴を見極めるのは非常に面倒です。

これもまた、ケミカル日焼け止めの特徴であり、その分厳選できるので、ケミカル日焼け止め選びは非常に幅広い選択肢から選べます。

ノンケミカル日焼け止めの特徴

ノンケミカル日焼け止めの特徴は

  • 白浮きや色移りしない
  • カット機能が低下するので塗り直しが必要
  • 敏感肌に合わない事がある
  • 幅広い波長幅の紫外線カットが期待できる日焼け止めが多い

の4つ。

白浮きや色移りはしない

日焼け止めを塗ったときに、色が不自然にしろくなったり、触ったものが白くなる白浮き。
その要因は、紫外線カット成分のうち、紫外線を散乱してくれる紫外線散乱剤が要因。

純粋なケミカルタイプで、紫外線吸収剤のみで紫外線をカットしている日焼け止めなら、白浮きの要因となる紫外線散乱剤は利用していないため、白浮きすることはありません。

カット機能が低下するんで塗り直しが必要

紫外線吸収剤は、紫外線をお肌の代わりに受けて吸収し化学的に変化をして熱エネルギーなどに変換することで紫外線カットをしてくれます。
ですから、紫外線をカットすればするほど変化が続き、カット機能が低下してしまいます。
このため、日焼け止めの中でも塗り直しがこれ以上なく要求されます。

敏感肌に合わない事がある

紫外線吸収剤によって発生する熱などのエネルギーが稀に敏感肌の方に合わず、使えないということがあります。
この頻度がノンケミカルタイプに比べて比較的多いことから、ノンケミカル=低刺激、ケミカル=高刺激とされることが多いです。

ただし、必ずしもケミカルタイプが高刺激というわけでは無く、ノンケミカルが金属アレルギーで肌に合わない。。。
なんてことも十分あり得ます。
実際ケミカルタイプは多くの日本のお肌に受け入れられています♪

あくまで、肌に合わないだけであり、ケミカルタイプ=高刺激と考えて、何となく避ける必要はありません。
自分のお肌に合う日焼け止めを選択するというスタンスをとることをおすすめします。

幅広い波長幅の紫外線カットが期待できる日焼け止めが多い

ケミカルタイプ最高の売りはこれかもしれません。
とにかく吸収剤の種類が多いのですよね♪

ノンケミカルで選べる紫外線散乱剤は、新成分でなかなか見かけない酸化セリウムと、一般的な酸化チタンと酸化亜鉛の3種のみ。

紫外線は波長の短い光エネルギーの総称で、280-400nmまでの波長幅があります。

これに対して、紫外線カット成分は、紫外線吸収剤にしろ、紫外線散乱剤にしろ、カットできる波長幅が成分ごとに限定的で、1種類で、全波長の紫外線を網羅しようというのは現実的ではありません。

あくまでイメージに留まりますが、分かりやすいように棒グラフにして良くあるノンケミカル日焼け止めとおすすめのケミカル日焼け止めを比べてみましょう♪

酸化亜鉛+酸化チタンのノンケミカル日焼け止めの波長ごとのUVカットのイメージ
おすすめのケミカル日焼け止めの波長ごとのUVカットのイメージ

※配合濃度などの不明要素は考慮していないのでUVカット量は目安です。あくまで、配合された紫外線カット成分が得意なカット波長のエビデンスをもとに作ったイメージです。実際のカット機能を示すものではありませんのでご容赦くださいませ。

ノンケミカル日焼け止めもバランスこそ取れてはいますが、ケミカルタイプの日焼け止めは重厚感が違いますよね♪

ケミカルタイプで、吸収剤の種類が豊富な日焼け止めを選べば、幅広い波長ン対応してくれる期待の持てる日焼け止めが手に入る期待がもてるのです。

ノンケミカル日焼け止めの選び方

ノンケミカルタイプ最大の弱点、カット機能の低下のデメリットを最低限に抑えられるよう、効き目長持ちを促してくれる期待がもてる優秀な吸収剤

防止剤名得意なUV最大吸収波長特殊な効果
オクトクリレン吸収剤(UVB)303自身を含め他の吸収材のカット機能低下を抑制
テレフタリリデンジカンフルスルホン酸吸収剤(UVA)345光安定性に優れカット機能が低下しづらい
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン吸収剤(UVA+UVB)310、340自身を含め他の吸収材のカット機能低下を抑制
メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール吸収剤(UVA+UVB)305、359光安定性に優れカット機能が低下しづらい
カット機能が低下することを抑制してくれる期待がもてる優秀な紫外線吸収剤

のうち、少なくとも1つ、欲張るならば2つの配合がある日焼け止めを選びましょう。
1つならば、トップクラスのプチプラ日焼け止めでも、配合の有るものは多いので、選ばない手は無いです♪

そしてノンケミカルタイプの日焼け止め最大のメリット、選べる球種剤の種類が豊富だから幅広く重厚感ある紫外線カットが期待できることを最大限に生かすよう

  • 紫外線吸収剤の種類は4つ以上
  • 紫外線吸収剤の種類がUVA領域UVB領域の両方で活躍できる期待がもてるバランスが取れている

ケミカル日焼け止めを最低限の条件に選ぶことをおすすめします。

ケミカル日焼け止めとは? まとめ

ノンケミカルなんて言葉があるので、何となく敬遠されがちなケミカル日焼け止め。
実際は、白浮きしない、カット幅が広いものがある。と、メリットのあります。

このため、何となくケミカル=高刺激と決めつけて敬遠してしまうともったいないことになることも。

少なくともケミカルタイプ=高刺激ではない事は抑えておきましょう。

あくまで、ケミカルタイプの方が、ほんの一部の敏感肌に合わない方が多い傾向にあるだけ。

幅広い選択肢であなただけの日焼け止め選びに徹しましょう♪

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