低刺激で白浮きしない日焼け止め

白浮きしない日焼け止めが良い！でも、出来る限り低刺激にもこだわりたい。
そこで、白浮きしない日焼け止めから、敏感肌に避けられがちな成分不使用で厳選♪
低刺激で白浮きしない日焼け止めをご紹介いたします。

低刺激だけど白浮きしないおすすめの日焼け止めと選び方

白浮きの要因は紫外線散乱剤

• 酸化亜鉛
• 酸化チタン
• 酸化セリウム

の

3種。
ですから、白浮きしない日焼け止めを求めるのであれば、まず、この3種類の成分不使用の日焼け止めを探す必要があります。

低刺激性については、非常にデリケートな話題。
人のお肌に合う合わないは、人によって変わるからです。

ただし、敏感肌の方が肌に合わず、避けられがちな成分はあります。

• エタノール（アルコール）
• DPG
• 1.2－ヘキサンジオール
• ペンチレングリコール

の4種。
ベース成分に選ばれることのあるこれらの成分は、一部の敏感肌に合わない事があるようです。
配合があったら毒というわけでは無いのですけどねｗ

このご時世、エタノールは消毒液として重宝しますが、傷口に染みる経験がある事も多いのではないでしょうか？
コスメでいう低刺激って、あれが起きないレベル。
そんなに怖がる必要もないのが真実。人のお肌は非常に頑丈なのです♪

ただ、上記の４種の成分、傷口や目に入ると痛いのに、日焼け止めには必ずしも必要のない成分である事も事実。

そこで、敏感肌に避けられがちな成分4つ無配合にさらに厳選。

この条件で私の538種類の日焼け止めデータベースから、低刺激で刺激の少ない白浮きしない優秀な日焼け止めを探し出しましょう♪

白浮きしないのに低刺激なおすすめの日焼け止め候補

商品名	リシャン UVスプレー アロマの香り	メディヒール ラボケア セラマティカ サンスプレー	マザー&ドーター UVミストスプレー 150g	ローズラグジュアリーDX サンスクリーンスプレー	マザー&ドーター UVミストスプレー 100g	コパトーン パーフェクトUVカットスプレー	レイヤードフレグランス フレグランスエナジーUVスプレー フレッシュペア	ラフラ UVミスト 大容量【2021年リニューアル】	ユーヴェール ＵＶカットスプレー ディフェンジュ	レイヤードフレグランス フレグランス エナジーUVスプレー レモンピール	ラロッシュポゼ アンテリオス XL ウェットスキン	ブリサ マリーナ アスリートプロ UVスプレー	コパトーン アロマエッセンスUVスプレー	ラフラ UVミストクール 【2021年リニューアル】	ラフラ UVミスト【2021年リニューアル】	ラフラ エッセンスUVミストクール	ゼロホール 日やけ止めスプレー	ゼロホール 日やけ止めスプレー フローズンショット	シュシュパ UVカット＆メイクキープスプレー	UVパーフェクト ボディスプレー	ラロッシュポゼ アンテリオス XL フリュイド	ラポティセル　エアリーフィット・サンスティック	BRING GREEN ビタミンシルキーサンスティック	資生堂メン クリアスティック UVプロテクター	アビブ　クイックサンスティックプロテクションバー	資生堂 サンケア クリアスティック UVプロテクター	シュシュペイント キッズファンシーガール サンスティック
イメージ
会社名	アイスタイル	MEDIHEAL（メディヒール）	ツーウェイワールド	クロノスジャパン	ツーウェイワールド	大正製薬	LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス)	ラフラジャパン	花精化学工業	LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス)	日本ロレアル	BRISA MARINA(ブリサ マリーナ)	大正製薬	ラフラジャパン	ラフラジャパン	レノアジャパン	八甲	八甲	T-Garden	株式会社FTC エフティーシー	日本ロレアル	JEA H&B Co., Ltd.	BRING GREEN	資生堂	アビブ	資生堂	KDK、SHUSHUPAINT（シュシュペイント）
アマゾン順位	374位	ー	216位	1,604位（UVカット・日焼け止め）	363位	482位	61位	72位	1038位	61位	100位	1106位	608位	72位	72位	284位	356位	ー	ー	ー	16位（顔用日焼け止め）	322位（顔用日焼け止め）	ー	ー	ー	ー	484位
参考価格	1320	1200	1540	1480	1320	710	1474	3080	1550	1736	4400	2310	900	2090	2090	2200	1650	1980	2380	3142	3888	2243	2150	3024	3360	3699	2500
内容量	250g	180ml	150g	120g	100g	50g	100ml	200g	90g	100ml	250mL	130g	50g	100g	100g	100g	50g	60g	60g	70g	50mL	18.5g	15g	20g	22g	20g	ーg
コスパ	￥5.2/g	￥6.6/ml	￥10.2/g	￥12.3/g	￥13.2/g	￥14.2/g	￥14.7/ml	￥15.4/g	￥17.2/g	￥17.3/ml	￥17.6/mL	￥17.7/g	￥18/g	￥20.9/g	￥20.9/g	￥22/g	￥33/g	￥33/g	￥39.6/g	￥44.8/g	￥77.7/mL	￥121.2/g	￥143.3/g	￥151.2/g	￥152.7/g	￥184.9/g	ー
カラー	無着色	ー	透明	ー	透明	透明スプレータイプ	ー	無着色	透明タイプ	ー	ー	クリア	透明スプレータイプ	ー	無着色	ー	ー	ー	透明	ー	ー	ー	ー	クリア	ー	クリア	無合成色素
色見本	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー		ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー			ー		ー	ー	ー
香り	アロマミックス	ー	ー	バラの香り	ファインシトラス	レモンユーカリ、シトラスの香り	フレッシュペア	無香料（天然オレンジの香り）	スカイジャスミン	‎レモンピール	ムスク+シトラス+ローズ	無香料	レモンユーカリ	天然オレンジミントの香り	無香料（天然オレンジの香り）	ー	無香料	無香料	ピュアリリー	ー	無香料	ー	ー	シトラスウッディ	ー	ハーモナイズ香料配合	あり
ウォータープルーフ	ウォータープルーフ	ー	ウォータープルーフ	ー	ウォータープルーフ	ウォータープルーフ	ー	ウォータープルーフ	ウォータープルーフ	ー	水に強いウォーターレジスタンスタイプ	汗、水に強い	ウォータープルーフ	ウォータープルーフ	ウォータープルーフ	ウォータープルーフ	ウォータープルーフ	ウォータープルーフ	ウォータープルーフ	ー	汗・水に強い	ー	ー	ウォータープルーフ	ー	ウォータープルーフ	ー
SPF	SPF50+	SPF50	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+
PA	PA++++	PA+++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA+++
紫外線カットのバランス	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
紫外線防止剤の総数	4	6	4	4	4	4	4	4	5	4	7	4	4	4	4	4	4	4	4	4	6	5	5	6	5	6	5
吸収剤（UVA＋UVB）	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	2	1	1	1	1	1	1	1	1	1	2	1	1	1	1	1	1
吸収剤（UVA）	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	2	1	1	2	1	2	0
吸収剤（UVB）	2	4	2	2	2	2	2	2	3	2	4	2	2	2	2	2	2	2	2	2	2	3	3	3	3	3	4
オクトクリレン	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり
ビス＾トリアジン	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり
テレフタリ＾スルホン酸	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	あり	ー	ー	ー	ー	ー	ー
トリメチルシロキシケイ酸	10位に有り	ー	10位に有り	11位に有り	16位に有り	11位に有り	39位に有り	40位に有り	ー	39位に有り	ー	31位に有り	12位に有り	43位に有り	40位に有り	36位に有り	11位に有り	11位に有り	12位に有り	11位に有り	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー
公式ページでのポイント	ー	韓国製。	ー	ー	逆さにしても大丈夫。	メイクの上から、塗りにくい部分に、塗り直しに	ー	ー	紫外線だけでなくブルーライトや近赤外線などの新たな光ダメージからお肌と髪を防ぐ	ー	ロングUVAもブロック	ー	アスコルビルグルコシド：ビタミンC誘導体、塗りにくい部分、塗り直しにも	クールタイプ	ー	クールタイプ限定版	ゴルファー専用日焼け止め。ほのかなクール仕様、トコフェロール（キャリーオーバー）、BHT（キャリーオーバー）	ゴルファー専用日焼け止め。冷感スプレータイプ。トコフェロール（キャリーオーバー）、BHT（キャリーオーバー）	メイクの上から使える	君島十和子ブランド	光安定性の高いメギゾプレックス、UVA防御を採用	韓国製。	韓国製。	シンクロシールド搭載。環境ダメージからも肌を守る。	韓国製	シンクロシールド搭載。メイクの上からOK	韓国製。
ヒト型セラミド	ー	1種(3)	ー	ー	ー	ー	ー	3種(3,2,6)	ー	ー	ー	ー	ー	3種(3,2,6)	3種(3,2,6)	3種(3,2,6)	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	1種(3)	ー	ー
抗炎症成分	ー	あり	ー	ー	ー	あり	2種あり	ー	ー	2種あり	ー	ー	あり	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー
AMAZONで	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

白浮きしない低刺激な日焼け止め候補は495種類中28種類♪
かなり絞られましたが、まだまだ厳選できそうだっ！

ケミカルタイプの白浮きしない日焼け止めには厳選すべきポイントが盛りだくさんなのです。

白浮きしない低刺激日焼け止めをさらに厳選して、おすすめできるアイテムをご紹介しつつ、白浮きしない低刺激なケミカルタイプの選び方についてご紹介していきます。

ラロッシュポゼ アンテリオス XL フリュイド

参考価格　￥3888 50mL ￥77.7/mL

紫外線散乱剤は使用していないから白浮きはしません。
そのうえ、敏感肌に避けられがちな成分も使っていないから、多くのお肌に受け入れられる期待がもてます。

ラロッシュポゼ アンテリオス XL フリュイドがスゴイのはここから。
フランス製で意識が高く、サンゴ礁に悪影響があると報告され、ハワイをはじめ配合のある日焼け止めの販売が禁止された

• メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
• オキシベンゾン

の2成分が不使用です。
日本の日焼け止めでメトキシケイヒ酸エチルヘキシル不使用はそれなりに稀。
私のデータベースでは、たった173/538種類。
ラロッシュポゼ アンテリオス XL フリュイドは海での使用にも向いています。

そのうえ！さらに！

• オクトクリレン
• ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
• テレフタリリデンジカンフルスルホン酸

の3種類の優秀な紫外線吸収剤配合！
どう優秀かというと、白浮きしない日焼け止め最大の弱点、カット機能の低下を抑制してくれることが確認されたのです。

白浮きしないケミカルタイプの日焼け止めの優秀さを左右する最大なポイントが紫外線吸収剤の種類♪
優秀吸収剤2種以上が優秀な白浮きしないケミカルタイプの日焼け止め最初のハードルと言えるのですが、3種類配合は、私の知る日焼け止めで唯一無二。

総勢6種類の紫外線吸収剤の内、3種が効き目長持ちが期待できる優秀成分、つまり、ただ、頼もしい紫外線カット機能を持っているだけでなく、塗り直しも少なくて済むわけです。

白浮きしない、低刺激、塗り直しが少なくてすむ、幅広い波長幅の紫外線カットが期待できる。
これほど、褒めどころの多い白浮きしない日焼け止めは超稀。
おすすめです。

白浮きしない低刺激な日焼け止めの選び方

おすすめ1位をご紹介したところで、白浮きしない低刺激な日焼け止めを条件にした中でも、優秀な日焼け止めの選び方を解説します♪

まずは、基本
白浮きの要因となる

• 酸化チタン
• 酸化亜鉛
• 酸化セリウム

不使用のケミカルタイプの日焼け止めの中で、敏感肌に避けられがちな成分

• エタノール
• DPG
• 1.2－ヘキサンジオール
• ペンチレングリコール

不使用の日焼け止めを最低限の条件に絞り込みましょう。
これだけで、多くの肌に受け入れられやすい低刺激な白浮きしない日焼け止めがある程度絞れるはずです。

難しいのはここから(^^♪
白浮きしない日焼け止めということは、必然的に、紫外線カットする成分は紫外線吸収剤に頼ることになります。
紫外線吸収剤にはたくさん種類があり、それぞれ特徴が違う為選び方にコツがあるのです。

ポイントは３つ

• 敏感肌の方は、程よいSPFを選ぶ
• 吸収剤の総数が多い日焼け止めを選ぶ
• 優秀な吸収剤の配合が多い日焼け止めを選ぶ

です。
それぞれ解説していきます。

程よいSPFを選ぶ

紫外線カットの強さの指標の一つ、SPF。
日本では50が最高値で、50以上の機能性を持つ日焼け止めは50+で表されます。

では、50って何の数字なのか？

SPF50の日焼け止めは、その日焼け止めを塗ったとき、塗らなかった時の50倍の照射量までサンバーンを起こさなかったことを示します。

では、サンバーンとは何なのか？
お日様を浴び続けると、ヒリヒリ痛い赤い炎症を起こしたことは多くの方に経験があると思います。

あれです。

わたしは、子供のころ夏休みに経験がある程度で、滅多にサンバーンは起こりませんが、人によっては年中起こるなんて方もいらっしゃいますね。
個人差があるのですね♪

サンバーンは、紫外線の内、エネルギーが高いものの肌浸透性が低いUVB（280-315nmの波長を持つ紫外線）によって、お肌の表面取り換えの利く角質層を焼くことで起こるダメージの表れです。

このダメージが大きくなると、危機感を持ったお肌は、紫外線ダメージを出来うる限りお肌の表層で受けきろうと、紫外線を吸収することに長けた黒色の角質細胞を作り、肌表面に送り出します。

これが、日焼けのメカニズムというわけですね♪

この事を踏まえて、あらためてSPFについて考えてみましょう。
SPFはUVBによるサンバーンを起こさない指標。
サンバーンはお肌の防御反応、日焼けの始まり。

つまり、SPFは何倍の照射量まで日焼けを起こさないかの指標と言えます。

でも、50倍以上の照射量まで日焼けを起こさない、SPF50+は非常に心強いものの、日常生活で日焼けを起こしてしまう紫外線照射量の50倍以上の照射量を浴びる事って想定しづらいですよねｗ

白浮きしない日焼け止めの場合、高いSPFは、紫外線吸収剤の高濃度配合を示唆します。

紫外線吸収剤は、紫外線をお肌の身代わりに受け、熱エネルギーを生むため、時に肌負担となるケースが見られることがあるので、無駄に高いSPFの日焼け止めは、敏感肌に拒否されることも、、、

とはいえ、短期的な刺激を生むかもしれない程度の吸収剤なんかより、紫外線の方が、シワやタルミ、皮膚癌やバリア機能の低下などのエイジングや、肌健康などの長期的な刺激としてとらえた時、よっぽど高刺激と考える事が出来るので、お肌が受け入れてくれるのであれば、高いSPFは受け入れるべきと考えます。

要するにあなたのお肌に合わせたバランスが大事♪

敏感肌の方の選び方の目安として、日常使いに十分と想定できるSPF25程度の白浮きしない日焼け止めから、試していくことをおすすめします。

紫外線吸収剤の総数が多い白浮きしない日焼け止めを選ぶ

白浮きしないケミカルタイプの日焼け止め最大のメリットは、選べる紫外線カット成分が豊富であり、総数の多い日焼け止めほど、幅広い波長の紫外線を穴なくカットする期待がもてるようになること。

紫外線とは目に見えないほど波長の短い光エネルギーの総称で、地上に降り注ぐ実際の紫外線には

280-400nm

の波長幅があり、人体に与える影響に大きな違いがあるため

UVA（315-400nm）：エネルギーこそ低いものの肌浸透性が高く、その絶妙なバランスで蓄積ダメージを生みお肌の老化促す
UVB(280-315nm)：高いエネルギーを持つものの浸透性が低く、お肌表面を焼きサンバーンを引き起こすことで日焼けを促す

人間の肌都合で2つに分けて、呼ばれています。

日焼け止めに処方される紫外線吸収剤は、これら、280-400nmの紫外線をすべてカットすることが目的と言えますよね？

ところが、紫外線カット成分は得意な波長のカット領域に限界があり、1種類では280-400nmの全波長の紫外線カットは難しいのです。

だから、いくつもの紫外線カット成分が同時配合されているのですね♪

あらためて、おすすめの白浮きしない低刺激日焼け止め、ラロッシュポゼ アンテリオス XL フリュイドに配合された吸収剤とそれぞれの吸収剤の紫外線波長別のカット力を見てみましょう。

※配合濃度などの不明要素は考慮していないのでUVカット量は目安です。あくまで、配合された紫外線カット成分が得意なカット波長のエビデンスをもとに作ったイメージなので、実際のカット機能を示すものではありません。ご了承くださいませ。

白浮きするノンケミカルタイプの日焼け止めで選べるカット成分は多くても3種。
白浮きしないケミカルタイプの日焼け止めだからこそ選べるのが、このカット幅♪

ただし、同じ白浮きしない日焼け止めでも、よく見る配合パターンが

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル+ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香ヘキシル

このパターンのカット幅のイメージがこちら

320-360間に穴があると想定できてしまいますよね？
どう考えても、吸収剤の種類が豊富である白浮きしない日焼け止めの方が優秀なカット機能を持っていると推定できます。

実際は、配合濃度が絡んで、カット性能は配合された吸収剤の種類や総数だけで決めつけることはできませんが、私たちが日焼け止めを選択するための情報のすべては、

• 吸収剤の種類や総数
• SPFとPA値から想定できる配合濃度

ですよね？
選択できるのだからしっかり選びましょう！

優秀な白浮きしない日焼け止め選びの目安として、紫外線吸収剤4種以上で選ぶことをおすすめします。

優秀な吸収剤の配合が多い日焼け止めを選ぶ

紫外線吸収剤は、お肌の身代わりに紫外線を受けて、化学的な変化を伴いつつ熱エネルギーへと変換してくれることで紫外線カットを実現します。

ですが、紫外線カットの過程に変化を伴うために、カット機能が低下するといいう、致命的な弱点があるのです。
ですから2-3時間おきの塗り直しが必須なわけですね？

ただし、塗り直しが少なくてすむ、効き目が長持ちする白浮きしない日焼け止めが存在します。

防止剤名	得意なＵＶ	最大吸収波長	特殊な効果
オクトクリレン	吸収剤（UVB）	303	自身を含め他の吸収材のカット機能低下を抑制
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン	吸収剤（UVA＋UVB）	310、340	自身を含め他の吸収材のカット機能低下を抑制
テレフタリリデンジカンフルスルホン酸	吸収剤（UVA）	345	光安定性に優れカット機能が低下しづらい
メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール	吸収剤（UVA＋UVB）	305、359	光安定性に優れカット機能が低下しづらい

表にある4種の紫外線吸収剤が配合された日焼け止めです。
これらの優秀吸収剤に頼って、高いSPFを叩き出している白浮きしない日焼け止めほど、効き目が長持ちして、塗り直しが少なくてすむ傾向にあるわけですね？

ただし、配合濃度を知るすべは日本にはないので、配合されているか否か、何種類配合されているか？配合濃度順に記載のある全成分表示での記載順位はどのくらい高いか？の3つでしか、優秀さを見抜くすべはありません。

お勧めは、2種以上の配合がある白浮きしない低刺激日焼け止めを選ぶこと♪
優秀な白浮きしない日焼け止め選びの基本です。

白浮きしない低刺激な日焼け止め選び　まとめ

白浮きしないの条件

• 酸化亜鉛
• 酸化チタン
• 酸化セリウム

の3成分の配合が無く、刺激になりやすい

• DPG
• エタノール
• 1.2-ヘキサンジオール
• ペンチレングリコール

の配合が無く、さらにお肌に合わせて

• SPF25-50+

の範囲で、お肌に無理のないうえで出来るだけ高い紫外線カット機能を持つ日焼け止めで、

• 紫外線吸収剤4種類以上

を目安に、幅広い波長幅の紫外線カットが期待できるうえに、カット機能の低下を抑制してくれる期待の持てる

• 優秀吸収剤2種以上

を目安に選ぶと、白浮きしないうえに低刺激な優秀なカット機能を持つ日焼け止めが選べます。

だいぶ条件が厳しくなりましたね！

これらの条件を満たす日焼け止めで特別おすすめ出来る日焼け止めに更に厳選してみました♪

白浮きしない低刺激な日焼け止め　厳選6選

商品名	ラロッシュポゼ アンテリオス XL フリュイド	リシャン UVスプレー アロマの香り	コパトーン パーフェクトUVカットスプレー	ラポティセル　エアリーフィット・サンスティック	アウトドアスプレー	ＭＴプロテクトＵＶジェル
イメージ
おすすめの理由	優秀吸収剤3種配合で優秀カットが期待できる	大容量でプチプラ。コスパ抜群の優秀スプレー	持ち運びに便利♪コンパクトサイズの優秀スプレー	スティックタイプで持ち運びに便利♪	程よいSPFで低刺激性抜群	程よいSPFを優秀吸収剤中心で叩き出す超優秀設計
会社名	日本ロレアル	アイスタイル	大正製薬	JEA H&B Co., Ltd.	無印良品	メタトロン
アマゾン順位	16位（顔用日焼け止め）	374位	482位	322位（顔用日焼け止め）	ー	ー
参考価格	3888	1320	710	2243	890	3500
内容量	50mL	250g	50g	18.5g	50mL	50g
コスパ	￥77.7/mL	￥5.2/g	￥14.2/g	￥121.2/g	￥17.8/mL	￥70/g
カラー	ー	無着色	透明スプレータイプ	ー	ー	ー
色見本		ー	ー		ー
香り	無香料	アロマミックス	レモンユーカリ、シトラスの香り	ー	ー	ー
ウォータープルーフ	汗・水に強い	ウォータープルーフ	ウォータープルーフ	ー	ー	汗や水に強い
SPF	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF50+	SPF33	SPF34
PA	PA++++	PA++++	PA++++	PA++++	PA+++	PA+++
紫外線カットのバランス	○	○	○	○	○	○
紫外線防止剤の総数	6	4	4	5	3	3
吸収剤（UVA＋UVB）	2	1	1	1	1	1
吸収剤（UVA）	2	1	1	1	1	0
吸収剤（UVB）	2	2	2	3	1	2
オクトクリレン	あり	あり	あり	あり	ー	あり
ビス＾トリアジン	あり	あり	あり	あり	あり	あり
テレフタリ＾スルホン酸	あり	ー	ー	ー	ー	ー
トリメチルシロキシケイ酸	ー	10位に有り	11位に有り	ー	19位に有り	ー
公式ページでのポイント	光安定性の高いメギゾプレックス、UVA防御を採用	ー	メイクの上から、塗りにくい部分に、塗り直しに	コスメ先進国の韓国製	ー	ー
抗炎症成分	ー	ー	あり	ー	ー	ー
AMAZONで	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

※数値は参考値です。値段や順位は変動します。
※ビス＾トリアジンはビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンを、メチレン＾フェノールはメチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノールを、テレフタリ＾スルホン酸はテレフタリリデンジカンフルスルホン酸を略したものでどれも優秀な紫外線吸収剤です。

高いカット性能、スプレータイプ、持ち運びやすさ、スティックタイプ、程よいSPFの敏感肌用にそれぞれ注目した時におすすめできる日焼け止めだけに厳選して選びました。

あらためてご紹介していきます♪

ラロッシュポゼ アンテリオス XL フリュイド

参考価格　￥3888 50mL ￥77.7/mL

優秀な吸収剤

• オクトクリレン
• ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
• テレフタリリデンジカンフルスルホン酸

の3種類を配合された優秀な白浮きしない日焼け止め。
3種類も配合された日焼け止めはわたしの知る538種類の日焼け止めでも唯一無二。

ですから、特別におすすめできる白浮きしない日焼け止めです。
高いカット機能を維持してくれる期待がもてます。

低刺激性にも優れるのでお肌を選ばず使えることも想定でき、白浮きを気にしている方ならば、誰にでもまずおすすめしたい日焼け止めです。

リシャン UVスプレー アロマの香り

参考価格　￥1320 250g ￥5.2/g

優秀吸収剤2種配合のある大容量タイプの白浮きしない低刺激な日焼け止めスプレー。
優秀なのに、コスパが素晴らしい。
￥5.2/gは、白浮きやら低刺激やらの枷を外しても、トップクラスのプチプラっぷり。

ただし、大容量なので、持ち運びには向いているとは言えません。

玄関先に置いておいて、出かけるときにシューッと数秒で完了♪
長時間のお出かけの時には、コンパクトタイプの日焼け止めを別途用意する。

といった使いまわしが非常に便利です。

コスパにこだわって白浮きしない低刺激な日焼け止めをお探しならば、リシャン UVスプレー アロマの香りがいちおしです。

コパトーン パーフェクトUVカットスプレー

参考価格　￥710 50g ￥14.2/g

コンパクトサイズの白浮きしない低刺激で優秀な日焼け止めスプレー。
リシャン UVスプレー アロマの香りとセットで、常備用、塗り直し用で使い分けるととっても便利。
どちらも、低刺激性、優秀カット、スプレータイプ、どれも似通った内容になっているので、違和感なく使い分けられると思います。

白浮きしない低刺激な日焼け止めをスプレータイプでお探しならば、コパトーン パーフェクトUVカットスプレーがいちおしです。

ラポティセル　エアリーフィット・サンスティック

参考価格　￥2243 18.5g ￥121.2/g

スティックタイプの白浮きしない低刺激な日焼け止めです。
スティックタイプは、塗り直ししやすい、液漏れしない、邪魔にならない、手を汚さない、片手で行ける、、、
などなど、塗り直しに向いている要素がたっぷり。

ですから、長時間の外出ならば、塗り直し必須の白浮きしない日焼け止めとの相性が抜群♪

思わぬ長時間外出になってしまった。。。
なんて時にカバンに忍ばせておけば、とっても助かります。

白浮きが気になる方が、とりあえず一本持っておくべきは、ラポティセル　エアリーフィット・サンスティックです。

無印良品アウトドアスプレー

参考価格　￥890 50mL ￥17.8/mL

敏感肌であまり高いSPFを受け入れられない方におすすめなのが、無印良品アウトドアスプレー。
程よいSPFで、吸収剤濃度を必要最低限に抑え、肌負担を減らしてくれます。

その分、優秀吸収剤も1種類のみと他のおすすめ日焼け止めには見劣りするものの、全体で見れば1種類でも十分優秀設計と言えます。

虫の嫌がる植物エキス配合もあるので、虫よけ機能も期待できます。

無印らしい低刺激設計が光る点も◎。
高いSPFのケミカルタイプが合わない方はもちろん、低刺激をとことん追求したい方におすすめです。

ＭＴプロテクトＵＶジェル

参考価格　￥3500 50g ￥70/g

高いSPFを持つケミカルタイプの白浮きしない日焼け止めが肌に合わない方にもう一選。

ＭＴプロテクトＵＶジェルには、3種類の吸収剤しか使われていないため、カットできる波長幅も狭まるとそうていできるもの、3種のうち2種が優秀吸収剤

• オクトクリレン
• ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン

であるのです。
2/3が優秀吸収剤であるということは、程よいSPF34を導き出してる割合が、上記2種の優秀吸収剤である割合が高いとそうていできるため、よりカット機能の低下を抑制してくれる期待の持てると言えますね？

高いSPFを持つ白浮きしないケミカルタイプの日焼け止めが肌に合わないかたで、一度のお出かけが長めの方にＭＴプロテクトＵＶジェルはいちおしです。

白浮きしない低刺激な日焼け止め　終わりに

白浮きしないケミカルタイプの日焼け止めは、選べる紫外線カット成分が豊富なので非常に複雑で難解。

だからこそ、厳選することで特別優秀な性能を持った日焼け止めが手に入るので、厳選しない手はありません♪低刺激にこだわりたいのであればなおさらです。

白浮き無しで優秀なカット機能を持つうえに、低刺激性が光るケミカルタイプの日焼け止めを手に入れて、自然な仕上がりでも肌負担少なくしっかり紫外線をカットしていきましょう♪

長文にお付き合いいただきありがとうございました♪