メイク落しは、配合成分によっていくつかの種類に分類でき、その種類により、特徴が変わります。
メイク落しを低刺激におさえるにはまず、
洗浄力
と
セラミドをはじめとしたお肌の潤い成分への刺激性
に注目してメイク落しを選ぶことからはじめましょう。
まずは、アマゾンで人気のあるクレンジングオイルに配合のあったメイク落しの成分を種類別に紹介していきます。
炭化水素系
高洗浄力で、お肌の潤い成分まで洗浄してしまう心配があるために、最近割と嫌われていて見なくなってきた成分です。
それでも、AMAZON人気上位では
ミネラルオイル
水添ポリイソブテン
が、見かけられました。
エステル系
ミネラルオイルより洗浄力は劣る、その分お肌に優しいとされ、最近主流となっているメイク落し成分です。
パルミチン酸エチルへキシル
エチルヘキサン酸セチル
ホホバ油(ロウ)
ジイソノナン酸BG
炭酸ジカプリリル
などが人気上位のメイククレンジングに採用されていて、現状もっとも主流となっているクレンジング成分といえそうです。
ノニオン界面活性剤系
肌浸透性が非常に低く、超低刺激の洗浄成分です。
メイク落しの機能というより、メイク落し成分そのものと、これによって浮いたメイクも含めて全体の洗浄成分として、その他の系列の洗浄成分とセットで採用されることが多いです。
人気メイク落しでは
PEG-6(カプリル/カプリン酸)グリセリル
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
などが、見受けられました。
以上
炭化水素
エステル
ノニオン界面活性剤
これらの3つの系統の成分を組み合わせたものが、現状のアマゾンでの人気上位のメイク落しにみられました。
特にエステルとノニオン界面活性剤を組み合わせたものが人気のようです。
ですが、今回私がオススメしたいのはこれらの成分ではなく油脂系メイク落しです。
油脂系
クレンジグオイルの中でもっとも洗浄力が低い傾向にあり、お肌に必要な油性成分を残してメイクを落とすことが期待出来ます。
また、油脂はお肌にもともとバリア機能としてお肌を守るために存在する『皮脂膜』の主成分であるために、お肌と馴染みが良く自然な保湿成分としても働きかける機能性も持ち合わせており、肌に残ってもしっとりと馴染みます。
AMAZON上位には油脂洗浄成分は見当たりませんが、
ツバキ油
オリーブ油
米ぬか油
マカデミアンナッツ油
アルガニアスピノサ油
などが有名です。
最近、優秀なクレンジングオイルとして注目度があがってきているメイク落し成分です。
メイク落しの洗浄成分の刺激とは、メイクの成分に近しいお肌の潤い成分をも同時に落としてしまうことです。
ですから、あんまり強いメイク洗浄力があるものは好ましくありません。
とはいえ、メイクを洗い残しては、刺激云々どころじゃありませんよね?
ですから、メイク残しをしない程度の洗浄力で、なるべく低刺激なメイク落しを選びたい!が正解といえます。
そこで、まずお試しいただきたいのが、比較的低洗浄力低刺激の油脂系クレンジングコスメです。
低洗浄力を基準に選んでいただき、それでメイク落ちが十分でない場合に他におすすめしたい対策があるからです。
まずは、優秀なプチプラ油脂系クレンジングオイルをいくつか紹介します。
その上で油脂系クレンジングを利用したセラミドに優しい低刺激メイク落しの方法をご紹介いたします。