プチプラ

シャンプー

複雑そうに見えるシャンプー選び!
シャンプーの役割は

洗髪のダメージを低くおさめること

です。

となると、シャンプー選び、実は単純。
洗浄成分に注目するだけでよいからです。
複雑そうで単純なシャンプー選びのコツを身に付け、プチプラ優秀シャンプーを手に入れよう!

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プチプラ優秀シャンプーを選んで、美しいまとまり髪を目指そう!

美しいまとまり髪を手にするための現在のトレンドヘアケアは

1、髪洗いを円滑+効率化するシャンプー
2、シャンプーで帯電した髪を開放するトリートメント
3、ダメージレスで乾燥を促すドライヤー
4、髪の質を良くするアウトバストリートメント

に分けられます。
これを冷静に受け止めれば、シャンプー選びのポイントは

低刺激
なるだけ低洗浄力
トリートメントいらずのやさしい設計

くらいです。
みんな欲しがる潤い成分や植物エキスはアウトバスに求めましょう。

プチプラ低刺激シャンプーで髪や潤い成分をまもり、まとまり美髪を目指そう!

とっても恐れられるシャンプーの刺激。
実は、シャンプーの刺激は、低刺激と考えらやすい「石けん」よりずーっと低刺激なんです。

石けんにしろ、シャンプーにしろ洗浄成分の刺激のメカニズムは同じです。
シャンプーだけ、
特別な刺激になりうる!なんてことはありません。
では、シャンプーの刺激の正体って何なのか?
低刺激シャンプーの選び方をみてみましょう。

シャンプーの刺激の正体は静電気!プチプラ低刺激シャンプーの選び方。

シャンプーの洗浄成分は、アニオン界面活性剤とよばれるもので、お水に反応して構造の一部に電気的な力を持ち、同じく電気的な力を持つお水とも、電気的な力をほとんど持たない油汚れとも混じりやすくなる成分です。

良く語られるシャンプーをはじめとする洗浄成分の刺激とは、この静電気による髪への帯電などによる影響のことです。

そして、洗浄成分の種類によって静電気力に差が有るために、低刺激シャンプーという言葉が最近語られるようになったわけです。

では、低刺激シャンプーを選ぶにはどうすればよいか?
それには、まず、シャンプーの裏面、全成分表示を見る必要があります。

画像が全成分表示です。
ピンクの下線が、主たる洗浄成分です。
全成分表示は配合量順に記載されているため、ほとんどの場合「」などの基材に続いて洗浄成分の記載があります。

さらに洗浄成分は、複数種合わせて配合されていることが多いので、洗浄成分を見極めるには、記載の上位2~5位くらいに注目です。

ただし、洗浄成分の数は5万とありすべての洗浄成分を覚えるのは不可能です。
そこで良い方法が、洗浄成分の系統分けです。
洗浄成分には、静電気力を持つ構造部に系統があり、その系統によって大まかな刺激性と洗浄力が決まってきます。

そして、名前にその系統ごとの特徴があるのです。
たとえば画像の「いち髪」の洗浄成分は

ラウロイルサルコシンTEA

は、アミノ酸特有の

ラウロイル~

ではじまるという特徴を持っています。

そこでまず
系統ごとの名前の特徴と肌刺激性、洗浄力のおおまかな傾向をまとめました。

グループ名名前の特徴肌刺激性洗浄力 
石鹸系~石けん~
ヤシ油、水酸化Naと
原材料に分けて
記載される事も
かなり高いかなり高い 
硫酸系ラウリル硫酸〜
ラウレル硫酸〜
〜スルホン酸
高い高い 
アミノ酸系(PPT系)ラウロイル〜
ココイル〜
ココアンホ〜
低い低い 
スルホコハク酸系スルホコハク酸〜低い普通 
お酢系〜酢酸アミノ酸
〜酢酸Na
低い普通 
タウリン系〜タウリン
~プロピオン酸Na
かなり低いかなり低い

この表で現在市販されているシャンプーの洗浄成分はほぼ網羅できるはずです。
市販でプチプラでシャンプーを選ぶ多くの方が硫酸系を利用している傾向にあると思います。

硫酸系シャンプーは洗浄力の高さが売りで、さっぱりとした仕上がりとトリートメント無しでは比較的仕上がりが悪くなる傾向にあります。

そこで是非お試しいただきたいのが、低刺激シャンプーへの乗り換えです。

プチプラでお探ししたい場合はアミノ酸系シャンプーが特にオススメです。
プチプラでも多く存在しお求め安いと思います。

ただし、いきなりアミノ酸系に切り替えると低洗浄力過ぎて、仕上がりに満足いかないかもしれません。
髪の汚れの元、皮脂はシャンプーの洗浄力の強さに比例して多く分泌されるといわれていて、低洗浄力に頭皮が馴染むまで時間がかかるからといわれています。

このため、乗り換えには

プレシャン
(シャンプーを泡立てず、髪に摩擦を与えないようになじませ洗い流すことで、髪の大まかな汚れをあらかじめ取る。これによって、続く本シャンプーの洗浄の効率化や泡立ちを助けることで低刺激性を向上させる)
することによって洗浄を効率化する!などの洗浄テクニックを向上させる!

プチプラではなかなか見かけない、スルホコハク酸系やお酢系などの、サロンにあるようなシャンプーで頭皮を慣らしてから、アミノ酸系へ移行する!

この2つがおすすめです。
ちなみに私はサロンシャンプーで慣らす内に、やみつきになり、離れられなくなってしまいましたw

 

更なる低刺激や泡立ちを助ける洗浄補助成分にも注目!配合のあるものでトリートメントいらずの健康髪へ!

トリートメントの意味は治療する!
その名のとおりほとんどの方のトリートメントへの印象は、植物エキスなどの髪の回復や補修ではないでしょうか?

ところが、多くのトリートメントの目的は、シャンプーの強洗浄成分による髪のマイナス帯電を、トリートメントのカチオン界面活性剤の+の電気力で中和することを主軸として仕上がりを良くすることです。

植物エキスなどは、なんとなく入っているお飾りとみたほうが無難です。

意外かもしれませんが、よく考えてみてください。
髪の補修や治療が本当の目的ならば、洗い流す必要は基本的に無く、アウトバスで行えばよいではないですか?

もちろん、トリートメントにはアウトバストリートメントにも実際配合されていて髪の補修に必要なケラチンやアミノ酸などが配合されているものもあり、補修や治療の効果が無い!とは言いません。

ただ、トリートメントの仕事はあくまで高刺激高洗浄力シャンプーによるゴワツキの解消であり、低刺激低洗浄力シャンプーを選び、ゴワツキが無いのならば何もトリートメントは必要ない!

もっと言えば、肌刺激になりうるカチオン界面活性剤は利用しないほうが良い!といえるのです。

では、仕上がりがゴワつかないシャンプーなんて存在するのでしょうか?
その鍵を握るのが洗浄補助成分です。

コカミドプロピルベタインやラウロイルメチルアラニンNaなどの低刺激洗浄補助成分でさらなる低刺激設計のものをさがそう!

最近のシャンプーの洗浄成分には、アニオン界面活性剤以外のものを配合し、更なる低刺激設計をはかっているものがあります。
コカミドプロピルベタインなどの両性界面活性剤
イソステアリン酸PEG-120などの非イオン界面活性剤
などがそうです。
両性界面活性剤はアニオン界面活性剤の洗浄力や刺激性をマイルドにする成分、非イオン界面活性剤はお肌への電気的な刺激が無く洗浄を助ける成分です。

最近まで、サロン用シャンプーなどにしか配合が見られませんでしたが最近では、市販やプチプラシャンプーにも配合が見られます。
ですから、これらの配合があったうえで、メインの洗浄成分がアミノ酸系など低刺激性の洗浄成分が選ばれているものを選べば更なる優秀低刺激シャンプーが選べるというわけですね!

ここまで低刺激なシャンプーを選べば、お肌や髪の刺激となりうるカチオン界面活性剤配合のトリートメントは不必要となる期待が大いに持てます。
刺激となりうるトリートメントを避けることが出来る上に、それで浮いたお金をもっと優秀なアウトバストリートメントへ回せるというわけです!

低刺激シャンプー選びは、まとまり美髪ヘアケアのはじまり!

低刺激シャンプーを選び、低刺激を意識した髪洗いをこころがけることは、その後のヘアケア
トリートメント
髪を乾かすドライヤー
アウトバストリートメントの選択
に大きな影響を与えます。

髪洗いの刺激を抑えるといったシンプルな役割のシャンプーだからこそ見直すことで大きな効果を得ることが出来ます。
そして、シャンプーを知ることはその他の複雑な美容ケアの考え方をも変える期待が持てます。
私自身美容ケアを勉強するきっかけになったのはシャンプーです。

シャンプーを選びなおすことで、まとまり美髪とあたらしい大人の選択をてにいれましょう!

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